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アピスト通信 cf プルクラ イエロー アバカシ近郊

 2014-01-08
アバカシスといえばもう代名詞のように入ってくるのは
spウィルヘルミー、プルクラの近似種。

ウィルヘルミーに関して言えばプルクラの地域変種だよ、というには
少々乱暴なまとめかただなと感じざるを得ない。

このあたりショップさんや愛好家の間の表現としては
AP sp ウィルヘルミー
もしくは
AP cf プルクラ ウィルヘルミー
あたりが多いのではないでしょうか。

最近の学術分類の流れを意識するのなら
AP sp ウィルヘルミーが個人的にはしっくりくる感じがいたします。

単純に言えばプルクラの1種であるのか
プルクラに非常に近い種であるのか
そのあたりの考察になってくるのですが
カカトオイデスとサルビンクション
ユルエンシスとアルパフアヨ
そしてコロンビアブライトビンデンの独立、メガプテラとした流れの中

ウィルヘルミーはプルクラから独立していくのかな、と考えていく流れになるのかな。
sp チンガルノ、このあたりもどうでしょうか。

現状ウィルヘルミーはプルクラの近似種、もしくはプルクラの変種あたりの認識でいいのかとは思いますが

さてさて。


今回はアバカシからウィルヘルミーに混ざってプルクラが入荷いたしました。
R0047481.jpg

年末には日本へ入荷しておりました。
問屋さんでリリースまでにインターバルをもうけましたわけとは
単純にウィルヘルミーとプルクラの混在のなかから
メスを選別する作業が困難であるため、にほかなりません。

オスはね、なんとでもなるといえばなんとでもなるのですが
問題はメスです。

プルクラのメスと
プルクラ近似種のメス。
これを同じ水槽にまぜまして
識別していく難題。

これが確実にプルクラ2匹とウィル2匹をまぜた4匹の中から分ける作業なら簡単かもしれません。
問題はそれぞれどのくらいの割合で混ざっているかもわからない中から
選別したオスに合わせたメスを見出していくといった不確定要素と
選別の条件のハードルが付加されることですね。

これが入荷したての状態の中からでは困難を極めます。
まずは水槽でしっかり落ち着いてもらうこと、
これで魚の種別の特徴がわかりやすくなります。

こうして先日向かった際に再びお魚に会ってみて
つれて帰る流れになりました。

それにしても
それなりに難しい選別なのだと思いますが
今回、見分けられたことでさらに思うことなのですが

今回のプルクラはマディラのプルクラとは違う。
そしてウィルヘルミーとも違う、ということです。

ウィルヘルミーをプルクラとして
今回のプルクラもプルクラなのであれば
同産地同ロットのプルクラの中からプルクラのメスを選別するということになり
話が説明しにくくなりますよね。

しかしこの二種に差異を大きく見出しながら選別セレクトが可能でした。

よって
マディラのプルクラを基本として見れば
ウィルヘルミーはcf プルクラ、もしくはsp ウィルヘルミーであり
今回のプルクラもcf プルクラの表記が適切になってくるのではないかと考えています。
ややこしいですね。

R0047482.jpg
さて
ウィルヘルミーとの区別ができた大きな理由はそのうろこの荒さです。
今回のロットなぜかこのプルクラにウィルのメスのみが混在していたというロットです。
ウィルのオスは見られませんでした。
ウィルヘルミーの混じりのメスは比較的うろこがつるっとしてなめらかな印象、
今回のプルクラは写真から伝わるでしょうか、
うろこが荒く、中央ラテラルバンド、これが太いですね。
実際並べてみれば明らかな差がありました。
ロットで観察することがとても大切なのはこういうことを見出す目を養えるからでもあります。

近似する種のメスを確実に見分けていくことってとっても難しいんですよね。
現在オリノコのイニリダエからcf spブルトケールの選別を行っています。
おっとこれは秘密の情報でしたスルーしておいてくださいw

R0047478.jpg
しっかり見極めてきました。
おもしろいのは同産地、同採集ロットから近似種がまざって採取され
これだけの違いでもって入荷したことです。
同じ場所で同じ種のそれぞれ近似種が混血せずに(?)別の進化をたどっている、
そんなことを思わせてくれるロットでした。
ちなみに過去、ウィルヘルミーが本国に紹介されたあたりで
どうもこうしてプルクラが混じって入荷していた経緯があったようで
そのときもこのようなプルクラであったというお話です。

なかなかおもしろいネタですので
気になる方はどうぞ!

R0047480.jpg
R0047479.jpg
W.B.SABBY

AP cf プルクラ イエロー アバカシ近郊
上位 1pr のみ ¥15800- 割引対象外
並pr ¥13800- 割引対象外

ど派手ではない、珍ものとして
これは極一部のマニア様むけのアイテムになりますでしょうか、
こういったアピストに惹かれ始めればもう抜けられませんね。



明日は担当が定休日の木曜です。
アピストはご覧になれますが
担当は店舗に出ていません。
お気をつけください。
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